廻り階段の両側に手すりを取り付けた事例

 

利用する方の状態によっては階段の両側に手すりを設ける事があります。その中でも今回は、廻り階段の一部に踊り場があり、途中の壁面に段差がある場合の施工です。

 手すりを連続させる為に行う方法の一例をご紹介します。


補強板による壁面補強を行い、階段の角度に合わせて連続手すりを取り付けます。廻り階段の一部が踊り場になっている箇所は手すりを水平にし、高さの変化を最小限にします。

 

 

 

コーナー箇所の状態

ねじれ勾配がある部分は自在金物で接続。

廻り階段のコーナーの形状は「ねじれ」が生じてしまうので、多くは画像のような金具で対応をします。既存の壁面に段差があり補強板がつながらない場合でも、手すりをねじる事で連続させていきます。

 
壁面段差の対応

壁面段差の対応

 

壁面に段差がある場合も、手すりが途切れないように連続させていきます。

 

 

施工前の利用者様との現地動作確認で、階段を降りる時に常に袖壁を掴んでいた為、しっかり掴まれる手すりを連続させて取り付けました。

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次に内側の手すりです。

内側の手すりの回転箇所は縦型手すりになりますが、手すりを持った状態で約180度の回転が出来るようになります。

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以前は廻り階段の内側の手すりは、階段が三角に狭くなった所で踏み外す危険性が重要視され、手すりの取り付けは不向きとされていましたが、最近では外側の手すりを掴んだ場合と内側の手すりを掴んだ場合の足の位置(動線)に大きな変化は無いのでは・・・と言われるようになりました

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対象になる方の身体状況によって異なりますが、廻り階段の内側手すりが絶対ダメという事はなくなりました。